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物語
偶然に出会った木に芽吹くように。
宿木の種子が鳥の糞によって運ばれ、
そして、土に根を張らずとも木に寄り添い、
枯れない緑を紡ぐように。
人もまた
、
選べなかった出発点の中で価値を築きながら、
自分だけの花を咲かせます。
宿り紙にもその自然の意味を込めて。
どんなに小さな存在でも生きる手段がある限り、
新しい価値を生み出し「物語」を宿していく。
その思想を
一枚ずつ丁寧に漉き上げて仕立てました。
今後の展開
現在は「種なしバージョン」をお届けしていますが、植物の種を漉き込んだシードペーパーを展開予定です。
イタリア語で“緑”を意味するブランド名「VERDIKI」にちなみ、選んだのはハーブの「バジル」。
紙に宿した言葉や思い出が、やがて小さな芽となり、暮らしの中に緑を添えていきます。
「書く」「飾る」だけでなく、「育てる」へとつながる。
そんな循環を体験できる宿り紙の完成形を、どうぞ楽しみにお待ちください。